マスxWeb統合


小霜はコピーライター出身のクリエイティブディレクターです。
コピーや企業スローガン、ネーミングなどのご依頼もあれば、CM含むコミュニケーション施策全体を見るクリエイティブディレクションのご依頼も多いです。

ただクライアントの課題は多様化する一方で、数年前、自分の領域にデジタルを採り入れないとやっていけないことに気づきました。
マスだけですと「イチかバチか」になりがちなのですが、デジタルを採り入れることで、いろんな面で柔軟性が出て来るのです。

ところがそうすると、今度はマス✕Web統合といってもそれをカタチにするためにはいろんなハードルのあることもわかってきました。

大きいのは広告主・エージェンシーの組織の問題です。
マスをやる人とデジタルをやる人が完全に別れていて、バラバラに動いてしまっているために、コストも人的リソースも倍かかる。
コミュニケーション効率化のためにデジタルを導入したはずが、かえって非効率になるというパラドックスに陥ってしまっています。

そこで自分は両者を俯瞰で見るというポジションで、メディア運用チームと広告の「出し方」をまず決めてからマス・Web全てのクリエイティブをいっぺんに企画制作するやり方をしています。
今のところ、クリエイティブの効率化で言えばこれ以上のやり方はないように思います。

そのようにクリエイティブを統合すると、今度はマス・Webの垣根を越えたアロケーション=予算配分をどうするかという課題がくっついて来ることに気づきました。
この課題を克服するために2018年にハートラス社と業務提携し、重回帰分析を応用した予算配分最適化メソッドの開発・普及促進を始めました。
Fig.A(Figures for Allocation フィーガー)という名前です。
ネーミングが表すとおり、広告主さまからいただく数字データだけで分析、最適配分案を提示します。
再現性は約8割、ツール導入の必要がないので人的リソースを割いていただく必要がなく、スピーディで非常に廉価。
紹介させていただいた自分のクライアントさまからはとても好評です。

そして、このメソッドはマス・Webにとどまらず、チラシであったり営業マンの数であったり、あらゆるものを対象とすることができます。
それによって販促・営業活動まで含むコミュニケーション投資をさらに柔軟なものとし、ROIをトータルで高めることができます。
「マス✕Web統合」は2019年の今、もはや言うまでもない当たり前の話になっていると思います。
これからは「広告✕販促統合」のクリエイティブディレクションをどうするか、そこに挑んでいきたいと考えています。

また、マス✕Web統合を主としたアドバイザーとして様々なご契約を結ぶようにもなって来ました。
2019年1月現在、内閣府、日本テレビ、電通デジタル、サーバーエージェント、Jeki、AOI Pro.、そして多数の広告主さまと顧問/アドバイザー/ECD契約を結ばせていただいています。
これはさらに経営コンサル系、ファンド系、イノベーション系、法務系などにも広がる予定です。
メディアの記事ではない、各界トップのナマの実態を肌で感じられることは自分にとって大きな知見となります。
それも行政の大所高所からアウトプットの現場までを見られることは自分に立体的な視座を与えてくれ、そこからクライアントさまへ実効性の高い示唆を提供することができます。おそらくこのようなポジションにいる人間日本で自分一人だけでしょう。

ただ、やはり現場のプレイヤーでないと、アドバイザーと言っても机上論しか語れない評論家になってしまいます。
なので、CMやコピーなど企画制作の現場プレイヤーであることも大切で、そのバランスをどううまく取っていくかが自分の新しい課題です。
「こんな仕事受けてくれないんじゃないか」と思われること多いなどと聞きますが、どんな仕事でも競合排除などの理由がない限りお断りすることはほぼありませんので、まずはお気軽にご相談ください。。

ハートラス社のサイト↓
https://heartlass.co.jp/