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昔、融資を受けるにはまず銀行、信販系、最後に消費者金融、という順番でしたが今では逆転しています。
消費者金融3社(アイフル、アコム、プロミス)は、たとえば年収の何割までしか貸し付けができないなど、貸金業法の厳しい規制下でサービスを展開しています。
金利も非常に低金利で、個人の融資が必要な時に最初に行くのが消費者金融、むしろ現状は銀行カードローンの無制限な貸し付けが自己破産の大きな要因となっています。
そういう状況下で、消費者金融が獲得すべきターゲットは新規顧客となります。
自分が考えた戦略はとにかく敷居の低いイメージをつくること。
そして、消費者金融でお金を借りざるを得なくなった人たちの心境に思いをはせることのできる、弱った心を元気にさせてあげる、そういう企業体になっていこうというものでした。
TVCMでは「入り口の大きなホテル」で敷居の低さを喩え、コンシェルジュのバナナマンがアイフルのホスピタリティを、時空を超えて登場する様々なキャラクターが顧客のインサイトを表現するという構造とし、スローガンを「わかってるぅ アイフル」に変更しました。
また、M1層F1層に効率的にアプローチするため、動画のデジタル運用も開始。
こちらはTVCMに登場するキャラたちの日常を描くもので、アイフルの新しい世界をさらに広げようという狙いもあります。
新規顧客獲得数は業界首位のアコムに肉迫しており、近々抜くだろうと予測しています。